切削加工とは?の前に・・・機械加工についてご説明します。
一言で説明するならば、金属などの材料を図面通りに削ったり、掘ったりを繰り返し、製品にするという事です。
代表的な機械加工材料の説明は後ほどご説明します。
まず、図面を見て、加工手順を考えた後、材料や工具を準備します。
必要に応じて治具(製作を補助するための道具)を作ることもあります。
そして、材料を切りだして、形状を仕上げていきます。
最終的に穴あけやねじ切りなどの加工を行っていき、部品を完成させます。
刃物で材料を削る加工です。切り屑がでるのが特徴です。
その代表的な工作機械として旋盤やフライス盤があり、
これらは一つの工作機械で様々な形状の部品を製作出来るという特徴があります。
そのため、実験装置などの単品制作に適しています。
旋盤は、機械加工で最もよく使われる工作機械の一つです。
円柱形状の部品を製作する際に使います。
フライス盤を使うと、複雑な形状の部品を作ることができます。
大きく分けて,平面を作る場合と穴をあける場合に使います。
NC旋盤
フライス盤
アルミ | (A5052やA6063など) |
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多くの種類があり、軽量が特徴比較的柔らかく、加工性がよい | |
ステンレス | (SUS303やSUS304など) |
強度が強い、熱に強い、錆びないなどの特徴。特徴を生かし、直火が当たる部品に用いたり、さびない特徴から水中で使用する部品などに用いられる。比較的細い丸棒が市販されているので、軸(シャフト)に使うことも。粘っこいので、他の材料と比べて切削加工をしづらい。 | |
鉄 | (S45CやSS400など) |
安価であること・溶接性に優れていること・様々な熱処理ができる。一般的に鉄鋼は表面がさびて黒くなっている(黒皮)。切削する前に黒皮の部分を一気に削るとよい | |
黄銅 | (真鍮) |
銅と亜鉛を主成分とした合金。切削性が良く、ハンダや銀ロウとの相性がよい。金色をうまく利用すれば、見栄えのする(高級感のある)機械ができます。鉄鋼と比べかなり高価であるため、一般の機械部品に使用することはすくないようです。 |
手順1 | 機械加工では,材料をバイス(万力)やチャックに固定して加工することが多いので、材料にバリが残っていると,材料がまっすぐに固定できません。加工面が傾いたり,曲がったりします。もちろん,小さい切り屑が挟まっていたりしても同様です。 |
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手順2 | バリがあると,部品の正しい長さを測定できません。測定の前にはバリをとる必要があります。 |
手順3 | 当然であるが,部品にバリが残っていると,正しい組立ができません。 |
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